奈良県で撮影されたのは、前輪を浮かせたまま走る危険な“ウィリー走行”をするバイクの姿だった。衝突寸前の危険運転に、目の当たりにしたドライバーは恐怖を語っている。さらに埼玉県や長野県でも信号無視や自転車の追突など、無謀な行動による事故が相次ぎ、ルールを守る大切さが改めて問われている。
ウイリー走行するバイクがあわや事故
奈良・橿原市で14日、「え!? なにこれ!?え!?」と驚くドライバーが目にしたのは、バイクが前輪を上げながら走る危険な運転、“ウィリー走行”だ。

よく見るとバイクがウィリーを始めた瞬間、左から車が接近していた。ライダーが操作を誤れば、衝突してもおかしくない場面だった。
ドライバーは、「失敗してウィリーが後ろにグルンとなったら、自分の車がひいていた。危ないですね」と語っている。
信号無視で衝突寸前…撮影された恐怖の瞬間
一方、埼玉・川島町で3日、こちらでも走行中のドライバーが危険な運転を目の当たりにした。当時、ドライバーは信号が青に変わり、右折しようとしていた。

しかし次の瞬間、信号無視の車がすぐ目の前に迫った。
この瞬間、ドライバーに浮かんだ言葉は、「あっ、終わった…」だったという。
ドライバーは急ブレーキをかけ、あわや衝突というところをギリギリ回避し、難を逃れた。
ドライバーは、「ルールを守っている人を危険にさらすのはやめてほしい」と話している。
信号停止中の車に自転車が追突
さらに長野・松本市で8日にドライバーが撮影したのは、ルールを守っている人に起きた「とても気の毒」と感じられる光景だった。
当時、軽自動車が左折しようとしていたが、横断歩道に歩行者がいたため停止していた。

しかし次の瞬間、後ろから来た自転車が追突した。
ドライバーによると、自転車の脇見運転だったのではないかという。
追突直後をよく見ると、車から40~50代の女性とみられるドライバーが降りてきて、ぶつかってきた自転車の人物に声をかけていた。

けがの確認をしたのか、短いやりとりのあと自転車は再び走っていき、ドライバーも車に戻っていた。
事故に遭遇したドライバーは、「自転車に乗る人は、もっと責任感を持ってほしい」と語っている。
(「イット!」 4月18日放送より)