奈良・橿原市の交差点で3月、赤信号を避けるために建物の敷地を通り抜ける“コンビニワープ”を行う車がカメラに捉えられた。反対車線を突っ切り、信号を無視して右折する危険な行為に周囲はあ然だった。一方、埼玉・三芳町の高速道路で7日にも、2車線をまたぐ強引な合流で、あわや衝突寸前の事態が発生していた。
赤信号回避の“コンビニワープ”が発覚
奈良・橿原市の交差点で3月31日、出勤・通学時間帯の午前7時過ぎに撮影されたのは、建物の敷地を通り抜けて信号の待ち時間を回避する、いわゆる“コンビニワープ”だった。

青の車が反対車線を突っ切ってコンビニに入るかと思いきや、赤信号をスルーするために駐車場を使い、まるでUターンするように、そのまま交差点を右折していった。
あ然とする他の車を尻目に、我が物顔で走り去った青の車。危険な運転に至った理由は不明だが、居合わせた撮影者は、「2、3台の信号待ちぐらいだったら1分、長くても2分で済む話なので待ったらええのになとは思う。ただただ寝坊したかなんかちゃいますかね」と語っている。
高速出口で二車線またぎ!衝突寸前の瞬間
一方、埼玉・三芳町を走る高速道路で7日午後5時前、こちらでも「なぜ危ない運転をするのか」と思う瞬間がカメラに捉えられていた。

パーキングエリアの出口から合流しようとした白い車が、2つの車線をまたぎ、大胆な車線変更を行っていた。

さらに撮影者の鳴らしたクラクションの音に驚いたのか、白い車はブレーキを踏み、目と鼻の先まで迫って衝突寸前だった。
当時を振り返り撮影者は、「ギリギリ止まった感じです。止まったというか。いや、これぶつかったなって一瞬思った」と九死に一生を得た経験を語っている。

また、合流しようとしていた車は3台だった。しかし、1台目が遅かったため、後続車が先に車線へ合流。さらに2台目を3台目が抜こうとしたため2車線をまたぐ形となり、後続車とあわや衝突寸前になったとみられている。
撮影者は、「白の車は40半ばぐらいの男性で、『なんかあったの?』という顔をしてた。相手方にはこんな運転もうしてほしくないですね」と話している。
(「イット!」 4月17日放送より)