京都の交差点で、自転車が赤信号を無視して横断する様子が撮影された。まるで「すまん」と言わんばかりに手を挙げ、平然と走り去っていった。一方、静岡では、ウインカーを出さずに車線変更や信号無視をするバイク、岐阜でも進路変更禁止違反など、危険な運転が相次いでいる。
赤信号を無視し横断…危険行動に怒りの声
京都・大山崎町の交差点で3月31日午後3時頃に撮影されたのは、目の前に現れた自転車だった。撮影者は、「車が悪者にされてしまうので、ルールを守ってほしい」と話す。

“ルールを守らない”という危険な行動とは、横断歩道側が赤信号にもかかわらず、自転車が堂々と横断。しかも車への合図のつもりなのか、一瞬左手を「スッ」とこちらへ上げていた。
平然と危険な横断をする自転車に、撮影者は「すまんと言わんばかりに手を上げて走り去って行きました。自己中心的な考えで周りが迷惑する可能性を理解してほしい」と話している。
信号無視で直進!バイクの危険走行
一方、静岡市の海岸通りで10日午前8時頃、周囲に危険が及ぶかもしれない運転がカメラに捉えられていた。こちらではバイクが帰宅中の撮影者の車を猛スピードで追い抜いていた。

さらにウインカーも出さずに目の前で車線変更。交差点に差しかかると前の車に続くように交差点を直進し、信号無視を行っていた。左から車が来ていてもお構いなしで、スピードを緩める様子はなかった。
撮影者は、「バイクの運転手は、平常心って感じで運転していた。信号くらいはしっかり見て止まってほしい」と語っている。
進路変更禁止区間で割り込み…逆ギレも
さらに岐阜・恵那市で6日正午頃、こちらでも危険運転が撮影されていた。
撮影者によると、「『何やってんだ』みたいな。なんか怒りがちょっと湧いてきた感じでしたね」と語っている。

撮影者が憤りを感じた“危険な運転”をしたのは、前方を走る黄色い車だった。交差点の手前には黄色い実線があり、「進路変更禁止」区間だった。
しかし、黄色い車はウインカーも出さずに車線を越え、目の前に割り込んできた。
思わず撮影者が鳴らしたクラクションに対して、黄色い車のドライバーは「窓を開けてにらみつけるような感じでこちらを見てきたので」と話している。

撮影者によると、自分の危険な運転を棚に上げ、逆ギレするかのようににらみつけてきたという。
危険運転との遭遇を経験し、撮影者は、「イエローカットして強引な割り込みをして、100%あっちが悪いのに。この時期、初心者ドライバーもたくさんいると思うので運転もっと気をつけてほしい」と呼びかけている。
(「イット!」 4月17日放送より)