和歌山県の岸本周平知事が、敗血症性ショックによりきょう午前、死亡しました。68歳だった。

岸本知事は14日、知事公舎で意識がない状態で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが15日午前9時半すぎ死亡した。

■12日には万博でのイベントに参加

和歌山県によると、岸本知事は今月11日に腰の痛みを訴え、翌12日の万博の開会式は出席を見送り、おとといは「関西パビリオン」のオープニングイベントに参加。

ただ、そのほかの一部行事は代理で対応していたということだ。

12日には万博会場で神輿をかつぐ
12日には万博会場で神輿をかつぐ
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■尾花和歌山市長「大変残念だし無念」

【関西広域連合の連合長・三日月大造 滋賀県知事】「(岸本知事は)兄貴分的な存在、また良き理解者、そして関西広域連合の一員として一緒に自治の進展に努力していた仲間。本当に悲しい思い」

【尾花正啓 和歌山市長】「この間まであんなに元気だったのに、いまだに信じられない思い。県と市が協力してやっていかないといけないことが多い中で、一緒にできないというのは大変残念だし無念」

現職の知事が死亡するのは、全国知事会によると2018年に死亡した沖縄県の翁長雄志知事以来だということだ。

尾花和歌山市長
尾花和歌山市長
関西テレビ
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