4月15日の夕方以降、天気は回復する見込みですが、岡山県では引き続き雷に注意が必要です。光岡香洋気象予報士が注意のポイントを解説します。

(光岡香洋気象予報士)
「岡山市内ではお昼前後を中心に活発な雷雲が発生しました。どんよりとした岡山市内の正午ごろの様子です。この雲は積乱雲となっています。
そして、積乱雲が近づく兆しというのがあるんです。動画をご覧ください。

【積乱雲が近づくサイン】
1)雷の音が聞こえた・・・雷の音はだいたい1秒で300メートルぐらい進みます、雷雲の大きさは10キロと広いですので、雷が鳴って10秒ぐらいでも近くに雷雲がある可能性がありますので、注意となってきそうです。

2)真っ黒い雲が近づいてきた・・・空がいきなり暗くなるような現象も起こります。

3)急に冷たい風が吹いてきた・・・空気が変わるタイミングでは、積乱雲が近づいている恐れがあります

積乱雲が近づいてきた場合は、こういうところに避難してください。

「頑丈な建物の中」そして「車などの乗り物の中」となっています。

ただ、こういう安全な場所に避難できない場合もあります。そういう場合はこのようにしてください。

電柱や鉄塔などをだいたい45度の角度で見上げます。一番高いところを見上げてください。そこから4メートル以上離れましょう。そこが保護範囲となります。

そして木も危険です。木の高さと同じぐらいに離れてください。そして葉っぱ、木の枝からは2メートル以上離れるようにしましょう。

そして、この週末も再び雷が鳴る可能性があります。18日(金曜日)は発雷確率が岡山北部を中心に高くなっています。

春は雷の多い時期でもあります。この先も気象情報など、しっかりと確認するようにしてください。

岡山放送
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