西宮市と尼崎市、阪急電鉄株式会社は4月10日、阪急神戸線の武庫之荘駅から西宮北口駅の間で取り組んでいる新駅の設置について、2031 年度末の開業を目標として事業に着手したと発表した。

■阪急神戸線の武庫之荘駅と西宮北口駅の間に新駅設置
新駅が設置されるのは、阪急神戸線の武庫之荘駅と西宮北口駅の間。
西宮市、尼崎市、阪急電鉄の3者は、2023年11月に新駅設置に関する合意書にサインし、事業計画の検討や関係者協議などを進めていた。

そして4月10日、施行者や費用負担など、事業全体に関する基本協定書を締結し、2031年度末を開業目標とすると発表。
基本協定書によると、整備費はおよそ86億円で、西宮市、尼崎市、阪急電鉄がそれぞれ 3分の1ずつ負担するということだ。

■武庫川の橋の上にホーム誕生
駅のホームは西宮市と尼崎市の境を流れる武庫川の橋の上につくられ、西宮市側と尼崎市側に改札口があるということだ。

新駅設置の工事は、2026年度から本格的に着手する予定だ。

(関西テレビ 2025年4月10日)