愛媛県内で平成以降最悪の山林火災に見舞われた今治市で、避難指示が出された地区の小学校でも8日に入学式が無事行われ、新しい制服とランドセルに身を着けた48人がピカピカの1年生になりました。
歓迎の歌:
「1年生になったら1年生になったら友達100人できるかな♪」
歓迎の歌が響くのは、今治市の山林火災で被災した地域にある桜井小学校。新しい制服とランドセルに身を着けた1年生48人が元気よく登校し入学式に臨みました。
里本明美校長:
「48名の1年生のみなさん、入学おめでとうございます。あすからは仲良く勉強したり遊んだりしましょう。学校にはワクワクする事がたくさんあります」
目の前で起きた山林火災の被害も乗り越え、新たな気持ちで学校生活スタートしました。
女の子の1年生:
「ずーっとね、あのね、クラスのなかにおったらね。緊張じゃなくてね楽しくなってきた。(火事は)ちょっと怖かった」
女の子の保護者:
「家の近くの山まで火事がちょっと行ってた。煙もすごくて、どうなるかなと思ってたんですけど、こうやって入学式もできたので、本当に皆さんのおかげかなと思ってます」
火事を乗り越え入学式に臨んだ子どもたち。その姿を保護者も頼もしく見守っていました。
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