山里の風景の中にそびえ立つ一本桜、推定樹齢約1000年の真庭市の醍醐桜が満開を迎えました。

春の光に包まれ枝一杯に咲き誇るサクラがきらめきます。真庭市の山あい標高約500メートルの高台に根を張る一本桜です。後醍醐天皇がこの地を訪れ、見事なサクラと称えたことから醍醐桜と名付けられたと伝えられています。

推定樹齢は約1000年、幹の高さは18メートルで枝は四方に20メートル広がり県内で最も大きなサクラとされています。品種はアズマヒガンでソメイヨシノに比べてやや小ぶりの白い花を咲かせます。2025年は4月1日に開花し今が見頃、県の内外から多くの人が訪れています。

(訪れた人は…)
「毎年来ているが素晴らしいの一言。きれいに見させてもらっている。毎日毎日1000年も生き続ける力強さを感じる」

醍醐桜は4月13日頃まで楽しめそうで、午後6時半から9時まではライトアップが行われます。

岡山放送
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