フランス・トゥールーズで行われたラグビーの試合で撮影されたのは、試合前のパフォーマンスでパラシュート降下をした男性が、スタジアムの屋根に宙づり状態になってしまった姿だ。
観客が固唾を呑んで見守る中、ハシゴ車が男性を無事救出。スタジアムには安堵と歓声が響いた。その後、約30分遅れで試合は開始されたという。

ラグビー試合前に屋根から宙づりハプニング

フランス・トゥールーズのスタジアムで6日、ラグビーの試合で歓声が上がる中、なぜか観客たちの視線はグラウンドではなく空に向けられていた。

屋根から宙づりになっている男性(Anouk/@anoukpohlmann)
屋根から宙づりになっている男性(Anouk/@anoukpohlmann)
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一体、何を見ていたのかというと、なんと屋根からぶら下がる人だ。よく見ると、大きな布のようなものにしがみついていた。

実は試合前のパフォーマンスでパラシュートで降下し、グラウンドに着地する予定だったが、屋根に引っかかり中ぶらりん状態になってしまったのだった。

地上にマット広げて待機する人々(Anouk/@anoukpohlmann)
地上にマット広げて待機する人々(Anouk/@anoukpohlmann)

万が一に備え、地上にはマットを敷いて対応していたが、落下したら無事では済まない状況だ。

観客の声援響く中で宙づり男を無事救出

一体、どうやって救出するのか注目が集まる中、ピンチの場面に駆けつけたのは、ハシゴ車だった。会場では救出の様子を見守る観客たちのエールが響き渡っていた。

救助隊員がはしご車で到着した瞬間(Anouk/@anoukpohlmann)
救助隊員がはしご車で到着した瞬間(Anouk/@anoukpohlmann)

そして、慎重にハシゴを伸ばしていくと、パラシュートにタッチして見事“トライ”成功。大歓声に包まれた救出劇だったが、ラグビーの試合開始は30分ほど遅れたという。
(「イット!」 4月7日放送より)

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