中国・雲南省で、ジャガイモやトウモロコシ粉で作る「ジャガイモ米」を開発され、3月からオンライン販売を始めた。
黄色く大粒のジャガイモ米は、炊飯器で普通に炊け、味はジャガイモ感は薄く、もちもち食感が特徴だという。1kg約700円と米より高めだが、中国国内ではダイエット向きとの声も上がった。
5年かけて開発…ジャガイモ米に注目
米の価格高騰が続く日本でも朗報となり得る、驚きのニュースが飛び込んできた。

黄色っぽい小さな粒達が、今注目されている中国で開発された新しいお米だ。パッケージには「土豆米」という文字がある。日本語に訳すとジャガイモ米、ジャガイモから作られたお米だ。

中国・雲南省の開発チームが、5年かけて実現し、3月からオンラインで販売を開始した。原材料は収穫したばかりの新鮮なジャガイモで、そこにトウモロコシ粉などを配合したという。
出来上がったジャガイモ米は、まるでドライカレーのような色合いだ。炊いたり、蒸したり、炒めたりして食べることができる。
FNNは、この販売されたばかりのジャガイモ米を入手した。炊き方は通常の米と一緒で、水を入れ炊飯器でOKだ。炊き上がったジャガイモ米を見てみる。
記者:
通常のお米よりも、カレー粉をまぶしたような、うっすらと茶色い色が分かります。ただ、米の大きさを見てみると、少し大きい、ふっくらとした感じを受けますね。
通常の米粒よりも、大きく見えるジャガイモ米を記者が試食した。
記者:
ジャガイモの味を感じることは出来ませんでした。ただ、通常のお米よりも、非常にもちもちとした食感を感じることが出来ます。
「チャーハンなら試してみたい」日本のSNSでも話題
中国・北京市内で試食してもらった。

街の人:
これは雑穀で、とても良いと思います。ジャガイモだからダイエットにも良くて、素晴らしいですね。試してもいいと思います。
記者:
通常のお米より、値段は少し高いが買う?
街の人:
ちょっと受け入れることは出来ませんね。
日本のSNSでも注目されていて、「1度は食べてみたい」「ジャガイモ米、チャーハンなら試してみたい」「米なのかジャガイモなのか」などと言った声が上がっている。
気になるお値段は、日本円で1kg約700円だという。
日本では、依然深刻なコメの高騰が解消されていない。日本ではまだ購入出来ないが、ジャガイモ米は選択肢の1つとなるのだろうか。
(「イット!」4月7日放送より)