新しい学年がスタートする時期、小学校低学年の子供の交通事故に注意が必要です。中でも多いのが”魔の7歳”とも呼ばれる小学1年生の事故。交通事故撲滅に向けた新しい啓発動画が完成しました。
岡山トヨペット制作啓発動画「cap&bear」
(飛び出した小学1年生をはねそうになった運転手)
“魔の7歳”をテーマにした新しい啓発動画を制作したのは岡山市の自動車販売会社、岡山トヨペットです。歩行中の死傷者の中で最も多いのが小学1年と2年にあたる7歳。初めて1人で登下校するなど行動範囲が一気に広がる一方、交通ルールへの理解が深まっていないことが要因と言われています。
動画では、ドライバーの目につきやすい黄色いキャップやマスコットを身に付けさせることで事故が防げたケースを描いています。
(岡山トヨペット 末長一範社長)
「子供たちを守るのは家族だけでなく地域の大人やドライバーの理解が必要。一緒になって安心安全な社会をつくりたい」
岡山トヨペットは4月7日から動画をテレビCMなどで公開し、今後、県内の小学校で行う交通安全教室で利用したいとしています。