倉敷市児島沖の瀬戸内海でオイルタンカー浅瀬に乗り上げ ケガ人なし
8月6日午前、倉敷市児島通生沖の瀬戸内海で、オイルタンカーが浅瀬に乗り上げました。乗っていた3人の船員にケガはなく、浸水や燃料漏れもないということです。
乗り上げたのは小豆島の船会社のオイルタンカー
水島海上保安部によりますと6日午前10時35分ごろ、倉敷市児島通生の湊岬南東沖の瀬戸内海で、香川県小豆島町の船会社、日東海運所属のオイルタンカー「周宝丸」199トンが、浅瀬に乗り上げたということです。
船長が電話に夢中に…位置の確認怠り、浅瀬に乗り上げ
周宝丸には3人の船員が乗っていましたが、いずれもけがはなく、浸水や燃料漏れもないということです。海上保安部によりますと、周宝丸は倉敷市にある大阪ソーダ水島工場を空荷で出港し、小豆島に向け航行中、操船していた47歳の船長が電話に夢中になり、位置の確認を怠ったため浅瀬に乗り上げたということです。
当時の天候は晴れ 午後10時ごろの満潮に合わせ引き出しへ
当時の天候は晴れ、南の風7メートル、海上は平穏で視界も良好でした。現場周辺はもっとも浅い所では水深約40センチくらいということで、今夜10時ごろの満潮に合わせて、タグボートなどで周宝丸を引き出す予定です。