金運アップの「虎の日」と一粒万倍日が重なった4月3日、宝くじ売り場には長い列ができていました。
原渕由布奈アナウンサー:
「一粒万倍日のきょう、こちらの宝くじ売り場では大開運日と大きく張り出して、開運日をアピールしています」
これまでに10人の億万長者が誕生し、県内で最も高額当選が出ている宝くじ売り場には、10時の開店と同時に多くの客が買い求めに来ていました。
店では「普段の2倍、3倍の客が来てくれる。朝一や仕事帰りなど時間は様々だが、客はとても多くなる」と話し「きょうはダブル開運日のラッキーデーです。ぜひ大きく夢を叶えてください!!」と呼び込みに余念がありません。
一粒万倍日に加え、4月3日は干支を軸に12日ごとに巡ってくる金運アップの「寅の日」でもあることから、宝くじファンの間では「ダブル開運日」とも言われています。
客は「(開運日を)すごく意識しています。ぼく、寅年なのできょう当たるかなと思ってきました。一億円当たったらいいけど…なかなか当たりません」「少ない種から多く実るという意味の一粒万倍日なので、たまには運試しで買ってみようかなと今回買いました」と話します。
店によりますと、月に1、2回あるダブル開運日に購入し「当たった」と報告されることもあるそうです。
一方、福井市内のデパートの財布売り場には、春らしい色とりどりの財布が並んでいますが、こちらでも「一粒万倍日」に合わせ、開運日を案内した1カ月ごとのカレンダーを掲示したり、ポップを掲示したりしています。
春は新生活に合わせて財布を新調する人が多い季節。加えて一粒万倍日は財布を買って使い始めると良いと言われている日で、客の購入のきっかけにもなっているといいます。
店では「購入するだけでなく、使い始めるのにも良い日とされているので、そういう案内が客の決め手になることがある」と話します。
4月3日の特別な開運日には、幸運をつかもうとする人の動きが各所で見られました。