岡山で発生した大規模な山林火災を受け、岡山市消防局は、4月3日から山林に近い地域を戸別に訪問して防火の呼びかける活動を始めました。

(呼びかけ)
「屋外での火の取り扱いに注意してほしい」

岡山市消防局の職員が訪れたのは、山林から近い北区新庄下の住宅です。職員は野焼きやたき火などに警鐘を鳴らすチラシを配り防火を呼びかけました。

(住民)
「この近所でも(山火事が)ちょっと前にあった。みんなで気を付けていきたい」

3月23日に岡山市南区飽浦で発生した山林火災を受けて初めて行われたこの取り組み。岡山市消防局の管内では、山林火災が2024年に8件発生していますが、そのうち6件はたき火が原因だったということで、一人一人の防火意識の徹底が必要としています。

(岡山市消防局 予防課 板谷雄一査察保安担当課長)
「たき火は原則してはいけない行為。やむを得ずする場合は消火の準備、監視。燃えるものがないところで実施してほしい」

岡山市消防局では空気が乾燥しやすい4月中、戸別訪問を続けるとしています。

岡山放送
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