アメリカ・オハイオ州で14日、高速道路を走り回るヤギがカメラに捉えられた。警察官が助けようとするも、ヤギは猛ダッシュで道路に飛び出し、事故寸前になる場面も。最終的にパトカーで道路を封鎖し、逃げ回ること20分、ようやく捕獲に成功した。ヤギは農場に引き取られ、“逃亡者”と名付けられたという。

高速道路にヤギが出現!警察官との追跡劇

アメリカ・オハイオ州で14日午後9時半頃、高速道路を歩く警察官が“ある者”の情報を受け、駆けつけた。そこにいたのはヤギだった。

車と衝突寸前となっているヤギ(Akron Police Department)
車と衝突寸前となっているヤギ(Akron Police Department)
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近づいた瞬間、ヤギは猛ダッシュで道路へ飛び出し、車に真正面から突っ込もうとした。衝突寸前の様子に警察官は「まじかよ…」と呟き、“信じられない”といった様子だった。

ヤギはなんとか衝突をまぬがれると、路側帯へ戻った。

道路をウロウロするヤギ(Akron Police Department)
道路をウロウロするヤギ(Akron Police Department)

次こそは慎重にと思いきや、車よりも警察官が怖いのか、再び道路を渡ってしまう。

飛び出すわけにもいかない警察官は、一か八か「こっちへ来い!おいで!」とヤギに大声で呼びかけた。まさか言葉が通じたのか、おとなしく戻ってくる様子をみせるも、結局その後も約20分にわたって逃げ回った。

逃亡劇の末にヤギ確保…農場へ引き取られる

ついに警察官はパトカーで道路を封鎖。さらに、手錠ではなく首輪を手にし、本気で捕獲に挑んだ。

“逃亡者”のヤギが確保された瞬間(Akron Police Department)
“逃亡者”のヤギが確保された瞬間(Akron Police Department)

3人で囲い込んだものの、間をすり抜けられる瞬間もあったが、ようやく取り押さえることに成功。お騒がせヤギを確保した。その時、現場に響いた声は「メェー」ではなく「Yeah!!!」だ。

その後、ヤギは農場に運ばれ、“逃亡者”と名付けられたという。
(「イット!」 3月27日放送より)

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