アメリカ・アーカンソー州で盗まれた観光バスが暴走し、警察との激しいカーチェイスが繰り広げられた。警察はパトカーで体当たりや挟み撃ちを試みるも突破される。最後は警察官がショットガンでタイヤを撃ち停止させた。
暴走する観光バス!警察が体当たりで追跡
アメリカ・アーカンソー州で2024年8月に撮影されたのは、右へ左へとハンドルを切りながら暴走する観光バスだ。
そんなバスをなんとしても止めようと、警察官が執念の追跡を続けていた。

盗まれたバスを止めるためパトカーが体当たりするも、大きな車体はビクともしない。バンパーが外れてもなんのその、バスは逃走を続けた。
そこで警察は別の作戦に打って出る。2台のパトカーでバスの前後を挟み撃ちするサンドイッチ作戦だ。

作戦に怯んだのか、一瞬スピードを緩めたバスの様子から作戦成功かと思われた。しかし、隙を突かれて先行するパトカーがバスに追い抜かれてしまった。
警察がタイヤ撃ち抜き…逃走劇が終結
その後、バスは貨物列車の停車場に侵入した。
敷地は広く、バスにとってはパトカーを振り切るチャンス…と思いきや、この状況は警察にとってむしろ好都合だった。
しばらくすると、バスが行き着いたのは線路の合流ポイントだ。

レールと貨物列車に阻まれバスはスピードが出せず、動きが鈍くなった。その隙に警察官がショットガンを発砲、「タイヤを打ち抜いた!」と声を上げる。
タイヤをパンクさせれば、あとは追い詰めるだけだ。警察官はショットガンを片手に走って追いかけた。

そして、長きにわたる逃走の末、ついにバスがストップ。
「手をあげろ!」という警察官の声とともに、乗っていた29歳の男は身柄を確保された。
(「イット!」 3月26日放送より)
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