介護や福祉の分野で深刻な人手不足が続く中、大規模な合同就職説明会が広島市で開催されています。
このフェアは、介護や福祉の分野で慢性的に続く人材不足の解消につなげようと県社会福祉協議会がおよそ30年前から毎年、開催しているものです。業界としては県内最大規模の合同説明会とあって、高齢者介護施設をはじめ県内約100の事業所が参加。それぞれのブースでは採用担当者が、学生や社会人に対して施設の特色などをPRしていました。

広島労働局によりますと今年1月時点で、介護サービスの分野では有効求人2156人に対して求職者は750人と依然として人材確保が大きな課題です。
広島県社会福祉協議会の仁志田訓司福祉人材部長は「業界全体として福祉業界自体が働きやすい職場であるということを社会にアピールしていこうという動きがある。」と話していました。
このフェアは15日午後3時まで開催されます。
