12歳からバスケットボールを始め、今年100歳を迎えた北海道バスケ界のレジェンド、在間弘(ありま ひろむ)さんの引退試合が3月12日、札幌の「北海きたえーる」で行われた。
Bリーグレバンガ北海道の前座試合として「HIROMU ARIMA FINAL GAME~在間弘 引退試合」と題されたゲーム。
現在自身が所属している「札幌ロートルズ」のチームメートやレバンガ北海道の折茂武彦社長らと最後のプレーを楽しんだ。
在間さんはフリースローで登場し、シュートを決めると会場からも大きな拍手が起こった。

ゲーム後、レバンガ北海道から100番のユニフォームをプレゼントされた在間さんは「人生最高の思い出になりました。頂いたユニフォームは宝物として大事にしていきたい。これまで色々と私を励ましていただいた全国のバスケット関係者の皆様、ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。
また、ここまで続けられた秘訣を尋ねられると「やはり規則正しい生活だと思います。早寝早起き。継続は力なりでやろうと思った事を必ず続けること」と答えた。

折茂社長は「自分が100歳でプレーしてフリースローを決めるという事自体、イメージができない。在間先生が北海道のバスケット界に与えた影響は非常に大きいと思います。先生が引き継いでくれたものを我々がバスケットを通じて子供たちにも伝えて北海道のバスケットボールが盛り上がっていけるように頑張っていきたい」とコメントした。
