近年『モペット』と言われるペダル付きの電動バイクが人気を集めている。乗るためには運転免許やナンバープレートが必要だが、新潟県内では無免許運転などの検挙者が出ていて、警察がルールの徹底を呼びかけている。
“ペダル付き電動バイク”無免許運転で検挙者も…
3月、新潟県警が公開したのは、電動モーターやエンジンで走るペダル付き電動バイクだ。

一見、自転車のように見えるが、警察は2025年1月、20代女性の2人がこの電動バイクに乗って歩道上をペダルを漕いだ状態で運転していたところを発見。職務質問したところ、無免許運転が発覚し、2人を検挙したという。
2人とも購入時に対面での説明を受けておらず、免許が必要であることを認識していなかったという。
県警交通指導課の近藤芳靖特命取締補佐は「インターネットで簡単に購入できるが、インターネットを見ていると、割とそれがあたかも自転車かのように表現されているものがある」と指摘する。
免許・ナンバープレートなどが必要!「よく調べて購入を」
電動アシスト自転車とは違い、免許が必要となるペダル付き電動バイク。

原付きバイクと同じようにナンバープレートの設置や自賠責保険への加入が必要で、ヘルメットの着用も義務化されている。
県内では2023年以降、5人がペダル付き電動バイクをめぐる道路交通法違反の疑いで検挙されていて、警察は「ぜひ誤りのないように、ご自身が車両の認定を誤らないようにしっかりと調べて、購入・運転をしていただきたい」と、車両の種類を事前に確認するよう注意を呼びかけている。
(NST新潟総合テレビ)
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