2024年、岡山県で宿泊した外国人が50万人を超え、コロナ禍前の2019年に記録した過去最多を更新したことが分かりました。

岡山県によりますと、2024年1年間の外国人の宿泊者は延べ51万2870人で、2019年の48万6600人を上回り過去最多となりました。

最も多いのが台湾からの17万7780人で、2019年と比べ31%増加しました。2024年、県が現地で観光プロモーションを行ったタイは、2019年と比べ17.7%増加するなど、東南アジアからの増加も鮮明になっています。

県の観光課は、「市場に応じターゲットを絞ったプロモーションや受け入れを充実させる取り組みの成果が出た。岡山空港の国際線強化も追い風になった」と分析しています。

2025年については「大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭からの周遊、県内を拠点にした観光など様々なプロモーションを強化したい」としました。

岡山放送
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