札幌で生まれたお笑いコンビ、タカアンドトシの結成30周年を記念し、2月28日、札幌市のラソールガーデン札幌で2人の“披露宴”が開催された。

『発見!タカトシランド presents コンビ結成30周年記念特番 タカトシ披露宴』として北海道地区で生放送された。
タカアンドトシとゆかりのあるゲストが出席 テレビ局の垣根を越えて二人をお祝い

披露宴には、タカアンドトシと親交が深い錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆、とにかく明るい安村、ロバート秋山竜次に加え、札幌吉本時代からの先輩である龍見やモリマンなど、2人にゆかりのあるタレントが列席した。
司会は錦鯉の2人と、タカアンドトシが地元でレギュラー番組を持つ北海道文化放送(UHB)の中村剛太アナウンサー、北海道放送(HBC)の堀内美里アナウンサーが務めた。

白いタキシードで登場した2人は、各テーブルを回った後に高砂席へ。
タカは「大切な大好きな方々に集まっていただき本当に幸せです!」と挨拶。
残念ながら会場に来ることができなかった先輩や後輩たちをいじりながらも、愛のあるメッセージを発信した。
札幌での若手時代「トシとはパチンコばかり行ってたんだから」
披露宴では、2人の結成時から30年の道のりをまとめたVTRが流れた。
テレビ初出演だったUHB「トミーズのよしもとのもと」や「激突!ニシン商店街」、NHK「爆笑オンエアバトル」、UHB「タカトシ牧場」など、2人の歴史を綴る番組を見たタカは「振り返るとあっという間、なんかしみじみしちゃった」とコメント。

札幌時代からの先輩、モリマンのモリ夫は「すごい売れたね。トシとなんてパチンコばっかり行ってたんだから」と、昔の思い出を暴露した。
2人に向けたオリジナルネタも続々披露
余興では、タカアンドトシの2人に向けたオリジナルのネタが続々と披露された。とにかく明るい安村は「欧米かっ!」の全裸ポーズを披露し、M-1王者・錦鯉はニュースキャスター漫才を披露。

さらに、ロバート秋山が歌ネタ「TOKAKUKA」をアレンジした「TAKATOSHI」をパフォーマンスし、会場を盛り上げた。
仲間たちからも続々とお祝いコメント
麒麟の川島明、田村裕、チュートリアルの徳井義実、博多華丸・大吉からの祝辞がVTRで紹介される中、参列者の一人である後輩の初恋たろうが、お祝いコメントの途中で言葉に詰まり無言に。

トシは思わず「生放送だぞ、尺返せ!」とツッコミ、タカも「今まで何教えてたんだよ」と突っ込む場面もあった。
タカアンドトシ30年分の感謝を込めた漫才も!
披露宴のフィナーレでは、タカアンドトシによる“感謝の漫才”が披露された。
30年の思い出を込めた2人の漫才に、会場の盛り上がりはピークに達した。

錦鯉の長谷川は「これから40年、50年とまたこのメンバーで祝うんだから長生きしろよ、この野郎!」と2人を激励。
トシは「お前に言われたくないよ。この間、めまいして倒れてただろ!」と返し、会場は再び笑いに包まれた。