人気アニメにも登場したことで観光客が多く訪れる、北海道・函館市にある八幡坂。
夜の“映えスポット”で、外国人観光客がズラリと並び、車道をふさぐなど危険な撮影行為が横行している。
“100万ドルの夜景”に多くの観光客
「イット!」取材班が向かったのは、北海道・函館市。

日が暮れると海へと伸びる一本道は、イルミネーションに彩られ、“100万ドルの夜景”が姿を現す。

人気アニメに登場したことで、この八幡坂は“聖地巡礼”として、多くの観光客が詰めかけている。

しかし…車道に飛び出してわが物顔で撮影をする、海外から来た観光客たち。
道路で危険な撮影行為相次ぐ…
この男性グループは、道路に座り込んでカメラをパシャリ!

車が行き交う道路で、危険な撮影が相次いでいたのだ。

取材の途中で、車がクラクションを鳴らし注意する場面も。
さらに、こんな迷惑行為も相次いでいた。

車道の真ん中でカメラの三脚を立てる人の姿が…
なんと照明まで用意していた。
この女性は三脚を立て、撮影に夢中。
「おばさん年だから…」驚きの回答
「なぜこうした行為をしたのか?」と聞くと、驚きの答えが返ってきた。

迷惑行為をした女性:
あのね…おばさん年だから…三脚(を使って撮影している)。みんなそれぞれ気をつければいい。
取材中、こんな信じられない光景も目撃した。

車道の真ん中で、幼い子どもをベビーカーに乗せて撮影をする外国人観光客。
後ろから車が来たため歩道へと戻る。
“ベビーカー放置”で撮影に夢中
しかし…

谷川玲央ディレクター:
あっ、あちらの方はベビーカーを放置して写真を撮っています。

坂に止めたベビーカーが、いつ転がり落ちてもおかしくない状態に…。

危険な撮影をした外国人は、「きれいな写真を撮ることばかり考えて、危険性は無視していたかもしれないわ」と話していた。
地元住民からは、悲鳴が上がる。
地元住民:
ここでウエディングの撮影とか。だからクラクション鳴らしたりとか…。

函館市はSNSで「事故の恐れがあり大変危険」と、注意を呼びかけている。
(「イット!2月28日放送より」)