中日ドラゴンズは2025年2月25日、沖縄キャンプを打ち上げました。オープン戦では、新戦力のボスラー選手や若手が活躍していて、井上一樹監督は「これからのバトルに期待したい」と振り返りました。
■課題だった打撃も改善…新戦力のボスラーに若手も台頭
朝から青空が広がった沖縄・北谷球場。キャンプ最終日の2月25日、グラウンドで若手選手たちと戯れていたのは「ドアラ」です。

一緒に並んだ円陣で、藤嶋選手会長は…。
藤嶋選手会長:
日本一へとつながっていくことが、本当のプロとしてのチームワークだと思っています。自信を持って、そして自分を信じていきましょう。

今回のキャンプでは、「元三冠王」の松中信彦コーチの指導のもと、練習試合で石川昂弥選手が快音を連発しました。

週末に始まったオープン戦では、新戦力のボスラー選手が、阪神のエース・才木投手のストレートを完璧に捉え、打球が場外に消える特大のホームランを放ちました。

さらに、福永選手や村松選手らの活躍もあり、オープン戦のチーム打率は「2割8分2厘」と大きく改善しました。
井上一樹監督:
まだまだ継続中で、これからのオープン戦が本当に彼らにとってのバトルになりますから。オープン戦で僕が必要でしょうと、これからのバトルに期待したいです。
■若手3人のアピールに井上監督「主力もうかうかしてられないよ」
井上監督の目に留まった選手について聞くと、2024年に一軍で活躍できなかった若手3選手の名前を挙げました。

井上一樹監督:
僕が去年、2軍の監督時代から見ている選手がアピールを一生懸命しようとする姿がすごく目立ったので。辻本、濱、樋口あたりは必死だなと感じました。思いっきり揺らしたところで、しがみついとかなきゃダメという選手ですから。主力として福永、岡林、石川昂弥あたりの若手もうかうかしてられないよ、レギュラー確定ではないですよというところも、しがみついている選手たちが脅かすぐらいのものを見せてほしいと思います。

選手たちは25日、名古屋に戻ります。3月1日には、バンテリンドームでDeNAとオープン戦です。
(東海テレビ)