2025年度の島根県公立高校の志願状況(変更後)が発表され、全日制では一般選抜の募集定員約3200人に対し、約2700人が志願。競争率は0.83倍となっています。

この志願状況は2月3日から6日の出願を受け2月10日から17日に設けた志願変更を受けたものです。全日制では入学定員に5043人に対し、特色選抜の合格内定者数が1826人となっていて、一般選抜の募集定員は3217人となっています。これに伴う一般選抜の志願者数は2667人で、競争率は0.83倍となりました。

競争率が最も高いのは、松江工業の機械科で1.47倍。それに続くのが出雲の普通科で1.27倍、松江工業の情報クリエーター学科の1.24倍、松江南の普通科で1.23倍などとなっています。

島根県東部 松江北1倍に届かず 松江南探究科学科は前年度比減0.57倍

松江北の普通科は0.97倍、理数科は0.94倍。松江南の普通科は1.23倍、探究科学科は前年度より0.33ポイント減の0.57倍。松江東は1.19倍。
松江工業は5学科全てが1倍を超え、機械科が1.47倍、電子工学学科が1.1倍。

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松江商業は3つの学科合わせた倍率が1.10倍、松江農林は3つの学科それぞれで1倍超。
松江市立皆美が丘女子は普通科が0.95倍、国際コミュニケーション学科が0.52倍。

安来は、入学定員160に対して特色選抜合格内定者62人で、一般選抜の募集定員98に対しての倍率が0.70倍。
隠岐の普通科は0.41倍、商業科は0.63倍。隠岐島前は入学定員80に対して特色選抜内定者が28人、一般選抜の定員50人に対して志願者が20人で0.40倍。

出雲は入学定員280に対して特定選抜合格内定者が114人で、一般選抜の募集定員166に対しての倍率は普通科が1.27倍、理数科は前年度の1.34倍から0.8ポイント減の0.54倍。
大社は普通科が1.16倍、体育科が0.71倍。

島根県西部 大田の理数科0.53倍 浜田の理数科0.30倍

大田は普通科が0.71倍、理数科が0.53倍。島根中央は0.60倍。
江津の普通科は0.36倍、矢上の産業技術科で0.75倍。

浜田の普通科は1.10倍、理数科は0.30倍。益田の普通科は0.97倍、理数科は0.59倍。

吉賀の一般選抜への志願者が0人

益田は普通科が0.97倍、理数科が0.59倍。
吉賀は入学定員40に対して特色選抜内定者が16人で、残る一般選抜の定員24に対して志願者は0人でした。津和野は1.14倍。

島根県の公立高校一般選抜は3月5日に学力検査、6日に面接などが行われ、3月14日に合格発表が行われます。

(TSKさんいん中央テレビ)