無人古着販売店の防犯カメラがとらえた窃盗の一部始終。2人組がレジを破壊し、売上金などを持ち去った。
力ずくでケーブルを引き抜き…レジ泥棒
被害に遭ったのは埼玉・熊谷市にある無人の古着販売店「古着屋BUYER’S 熊谷店」。

2月15日の午前4時半ごろ、利用客もいない店内に、フードのようなものをかぶった2人組が現れる。

商品には目もくれず、向かったのは店の奥。狙いは据え置き型のレジだ。

2人組は「でかいな、これ」と話しながら、レジ周りの備品を移動しつつ、上着の中から持ち手部分が赤いバールのようなものを取り出した。

その後、ケーブル類を力ずくで引き抜いた上、現金の入ったキャッシャー部分を乱暴に床に落とし、2人がかりで持ち去った。

しかし約30秒後、2人組の1人が戻ってきてレジがあった付近から何かを拾い上げる。

手にしたのは、自ら持ち込んだバールのような工具。現場に置き忘れたため、慌てて戻ってきたとみられる。
約60万円+1週間程度の休業被害
約2分あまりの犯行。
被害に遭った店の店長:
元々(お釣りとして)用意してある10万円と売上金が入ってます。周辺機器が破損してしまったりもしているので…。

盗まれたレジが約50万円。トータルで約60万円の被害額となっている。
その上、新しいレジの準備などがあるため、1週間程度の休業を余儀なくされたという。

被害に遭った店の店長は「早く捕まってほしい」と話している。
店は警察に相談し、被害届を出す準備を進めている。
(「イット!」2月17日放送分より)