アメリカ・フロリダ州の湖で、操縦者が倒れたまま暴走するボートがカメラに捉えられた。グルグルと湖を回り続けるボートに警察官が飛び移り、エンジンを停止させることに成功。操縦者の男性は糖尿病の影響で倒れていたとみられる。
操縦者が失神?ボートが暴走し事故寸前
アメリカ・フロリダ州の湖で4日に撮影されたのは、グルグルと回り続けるボートだ。

荒くれ者による暴走かと思われたが、よく見るとボートの上では、気を失っているのか、男性が倒れていた。このままでは、ボートが岸に激突してしまいかねない状況だ。
そこに、警察官を乗せた船が救助のため接近。回り続けるボートをどうやって止めるのだろうか。
警察官がボートにジャンプし男性を救助
警察官の1人が「回ってきたら、ボートに乗り移って岸にあげよう!」と叫ぶ。なんと、走り続けるボートに飛び移ろうというのだ。
湖に落ちたらスクリューに巻き込まれる可能性もある危険な作戦。しかし、既にボートは岸をかすめる距離を回り続けており、もう躊躇している時間はない。

警察官は近づいてくるボートに飛び乗り、見事に成功。警察官がボートのエンジンを切ると、ようやく暴走は止まった。
ボートの近くには倒れた木が迫っており、あと少しで衝突してしまうところだった。

一方、ボートの上でぐったりしていた男性には一体何があったのか。男性に近づいた警察官は「糖尿病のようだ」と話し、ボートから運び出していた。警察によると、男性は回復する見込みだという。
(「イット!」 2月13日放送より)
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