結成から14年目を迎えた北海道を拠点に活動する音楽ユニット「HAMBURGER BOYS」。2月8日(土)と9日(日)、札幌市のPENNY LANE 24で初の2日間「ワンマンライブ2025ー初老ー」を開催した。

実力派メンバーでユニット結成

2012年1月、札幌で結成されたHAMBURGER BOYSのメンバーは3人。それぞれが音楽業界での確かなキャリアを持ち、結成当初から実力派ユニットとして注目されていた。

ボーカルの山田雄太さん 提供トリプルワン
ボーカルの山田雄太さん 提供トリプルワン
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ボーカルの山田雄太はアカペラグループ「NORTH」として音楽活動をスタート。バラエティ番組の企画で、楽器を使わず声だけでハーモニーを奏でる“ハモネプ”の北海道代表にも選ばれた経験がある。

ギターの田村次郎さん 提供トリプルワン
ギターの田村次郎さん 提供トリプルワン

田村次郎は元「THE VOX」のギタリスト。そのスタイルは独創的な世界を作り上げている。音楽活動の傍らラジオパーソナリティやテレビのコメンテーターとしても活動の場を広げている。

DJの金田ヒデミさん 提供トリプルワン
DJの金田ヒデミさん 提供トリプルワン

DJの金田ヒデミは「雷鼓」というユニットでアニメ「NARUTO」や女子ゴルフ「明治チョコレートカップ」のテーマ曲などを手掛けた。現在は映像クリエイターとしても活躍中だ。

北海道の市町村ソングは24曲 独創的なサウンドが魅力

楽曲制作からMVの制作に至るまで、すべてメンバー自身で行っていて、10年ほど前から作り始めた北海道各市町村の歌は24曲。ほかの地域のタイアップソングなどを含めると手掛けたご当地ソングは40曲以上となる。

HAMBURGER BOYS(右から田村次郎、山田雄太、金田ヒデミ)提供トリプルワン
HAMBURGER BOYS(右から田村次郎、山田雄太、金田ヒデミ)提供トリプルワン

北海道のローカル番組「マチのウタ作っていいですか?」でも放送され、その斬新な歌詞とキャッチーなメロディーで独自の「ハンバーガーサウンド」を生み出している。

この日のワンマンライブでは、恵庭市、富良野市、知内町、京極町、神恵内村などの市町村ソングや、メンバーのトークで会場は熱気と笑いに包まれた。

熱気に包まれたライブ会場① 提供トリプルワン
熱気に包まれたライブ会場① 提供トリプルワン

ーライブのタイトルが“初老”
「僕ら全員40代になっていること、リスペクトしているドラマ“北の国から”をイメージして、"2025ー初老ー"とタイトルをつけてみました」

ーマチのウタを作り続けている理由
「北海道のいろんな地域の人たちが、自分のマチの曲も作ってもらいたいと言ってもらえて、その歌をすごく喜んでもらえる。そのおかげでやれている部分が大きい。自分のマチに誇りを持って愛している人たちが増えたらいいなという気持ちで作り続けています」

『大人の悪ふざけ』がコンセプトのユニット

熱気に包まれたライブ会場② 提供トリプルワン
熱気に包まれたライブ会場② 提供トリプルワン

ーメンバーが大切にしていること
「元々、大人の悪ふざけというのがコンセプトにあって、3人のおじさんがじゃれてる、ふざけている。そんな感じでずっと続けているので3人で楽しむ事を大切にしています」

ー今後のHAMBURGER BOYS
「やはり、ずっと続けること。バンド活動の継続が大きな目標。そのためには健康が一番。我々は初老ですから体壊したら活動できなくなりますから、楽しくやるにも健康でとにかく続けられれば」

プロデュースするトリプルワンの伊藤翔太社長は「音楽を続けるというのは簡単なようで難しい。やはり聞く人、ファンあってこそ。今後も市町村ソング含め、いろいろな人を巻き込んで続けていければ」と期待を口にした。

北海道文化放送
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