愛知県田原市の畑で2月5日、収穫目前のキャベツおよそ800玉が盗まれる被害がありました。野菜の価格が高騰する中、他の農作物の盗難被害も相次いでいて、農家らが警戒を強めています。
警察庁によりますと、農作物の盗難被害は2023年に2141件発生しました。
農水省が過去に行った調査では、もも・ぶどう・りんご・さくらんぼの果物とともに、キャベツと白菜の盗難が多かったそうです。

他にも、高騰が続くコメは2024年の秋に、収穫した新米が倉庫などから盗まれる被害が全国で相次ぎました。
ミツバチの盗難被害もあり、巣箱ごと盗まれる被害が過去に相次ぎました。

盗難を防ぐために、防犯カメラや看板の設置、ネットや柵で囲うなどの対策が呼びかけられていて、警察もパトロールを強化しています。
(東海テレビ)