2月3日は立春。石狩市の海岸で、ニシンの群れが産卵したときにみられる群来が、2月3日に確認された。
春の風物詩 石狩の海に広がる「群来」

2月3日は暦の上では春の始まりとされる立春。
石狩の海に広がっていたのは「群来」と言われる現象だ。ニシンが産卵のために大群で押し寄せ、オスの精子で海が乳白色に染まって見える。

ニシンは春告魚とも言われていて、「群来」は春の訪れを知らせる風物詩。
資源管理を続け次第に回復
かつては北海道の海の豊かさを象徴する存在だった群来。

ニシンの乱獲によって一時消滅したものの、資源管理を続ける中で次第に回復してきた。
地元の漁協によりますと、2025年の初確認は1月22日で、例年よりも早いということだ。
漁協ではこのまま豊漁につながってくれたら嬉しいと話している。