アメリカの首都ワシントンの近郊で旅客機と軍用ヘリが衝突した事故について、ワシントン・ポストは、事故の24時間前にも旅客機とヘリコプターが接近し、旅客機が着陸をやり直していたと報じた。

1月29日夜、ワシントン近郊にある空港の近くで、乗客乗員64人を乗せた旅客機と訓練中の軍用ヘリが空中で衝突し墜落した。

この事故について、トランプ大統領は「生存者はいない」と発表した。

こうした中、ワシントン・ポストによると、周辺の上空では1日に平均100機以上のヘリが発着しているにも関わらず、管制官が通常4人で行う仕事を2人で担当していたという。

また、事故の24時間前にも旅客機とヘリコプターが接近して、衝突を回避するため、旅客機が着陸のやり直しをしていたと報じている。

現地メディアによると、運輸安全委員会は旅客機のフライトレコーダーを回収し、連邦航空局などとともに原因究明を進めるということだ。
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