まもなく、節分だ。定番の恵方巻を楽しみにしている方も多いだろう。節分にその年の恵方を向いて食べると良いとされる、縁起物の恵方巻。市場規模は年々拡大し、関西大学の宮本勝浩名誉教授によると売上高は全国で約326億円と試算されている。
食感が楽しい! 道産イクラとエビをふんだんに使った恵方巻
2025年はどんなものがトレンドなのか。札幌市中央区のデパート「大丸札幌店」を訪ねた。
まずは、新鮮な海産物をふんだんに使った「サザエ」の「いくら海鮮巻」だ。具材はイクラだけではない。

「北海道産イクラとエビが12匹入っていて、プチプチとプルプルの両方の食感が楽しめます。百貨店限定でしか販売していません」(サザエ 筒井 里美さん)
切り身とネギトロでマグロを堪能 ハーフサイズも
こちらは「北辰鮨」の「まぐろたっぷり巻き」だ。
「メバチマグロと、芯にはネギトロを使用しています」(魚の北辰 秋川 忍さん)

具材が端からあふれるほどの迫力。マグロの切り身150グラムとネギトロ50グラムを使い、ボリュームたっぷりだ。ハーフサイズもあるので、食品ロス対策にも。お子さんや、食の細い方でも食べきれる。
ズワイガニの脚7本使用の豪華恵方巻
さらに、ちょっと豪華な恵方巻も。
「カニの脚を7本使っています」(汐音 新川 浩仙さん)
「汐音」の「ずわい豪快巻き」だ。具材はズワイガニのほぐし身。それを、さらにズワイガニの身で巻いた。

「漁獲量の関係もあって2~3年ほど休止していましたが復活しました」(汐音 新川 浩仙さん)
変わりダネ! ローストビーフと新鮮野菜の恵方巻
総菜店の「アウルズデリ」では、ちょっと変わった恵方巻が。
「ローストビーフと、中に新鮮な野菜を巻いて作った恵方巻です。周りの白ごまの食感もアクセントになっているので、それも楽しんでいただけたら」(アウルズデリ 高橋 柚乃さん)

皆さんはどんな恵方巻で節分を楽しむのだろうか?