愛知県の東浦町が2024年4月から、フリマアプリ「メルカリ」に出品していた、合わせて5トンを超える巨大な2つの「岩塩」が2025年1月、落札されました。

東浦町は、約2.5トンのドイツ産岩塩と、約3トンのアメリカ産の岩塩を2024年4月18日からメルカリで出品していましたが、これまで落札されていませんでした。

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当初はいずれも売却価格を30万円で出品していましたが、その後21万円に下げ、2025年1月21日、落札されたということです。

落札したのは福岡県の大嶋隆美さんで、既に入金も確認されていて、岩塩は大嶋さんが経営する「自然薯 御薯の里(おいものさと)」の直売所で展示する予定にしています。

引き取りは1月中にも行われる予定だということです。

東浦町では塩づくりが奈良時代から始まり、明治のころまで盛んだったといい、岩塩も町の歴史を伝える大事な資料として、郷土資料館で展示されていました。

しかし2019年の資料館のリニューアルに伴い、巨大な岩塩は撤去され、保管場所がなく機械室に置かれていたため、メルカリに出品していました。

東浦町によると、この岩塩は食べられるかどうかはわからないということです。

(東海テレビ)

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