夏の高校野球、三重の津田学園が8月14日、甲子園球場で異例の調整練習を行いました。気持ちを新たに、準々決勝進出を目指します。
津田学園は14日、広島の広陵高校との2回戦が予定されていましたが、部員による暴力行為問題で出場を辞退したために不戦勝に。次の3回戦まで10日間も試合間隔が空くことから、14日の第3試合終了後、特別措置として練習の機会が設けられました。
1時間の練習のあと、最後には笑顔で校歌を歌いグラウンドを後にしました。
佐川竜朗監督:
「不戦勝というかたちにはなるんですけども、本当の意味で気持ちを切り替えられないかなと思っていたので、『最後に全員で校歌を歌うよ』という話をしていましたので、本当にいい練習ができました。エース・桑山がゆっくり休めたとプラスに考えれば、私たちとしてもマイナスではないかと」
惠土湊暉主将:
「自分たちは、広陵に勝って横浜と絶対やるという気持ちがあったので、特に何も思わなかったです」
津田学園は17日の第2試合で、神奈川代表の横浜高校と3回戦を戦います。