岐阜県関市の住宅で1月21日、花壇に埋められた動物の頭と足のようなものが見つかりました。鼻先が長くキツネとみられ、警察は何者かが埋めた事件の可能性があるとみて調べています。

 
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美濃市の小学校で1月9日、花壇に埋められたシカの頭が見つかった不可解な出来事に続き、今度はおよそ3キロ離れた関市小瀬でも動物の死骸が埋められているのが見つかりました。

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21日、警察に「花壇を掘り返したら、動物の頭部のようなものが出てきた」と男性から通報が入りました。

花壇から見つかったのは、茶色の毛に覆われた動物の頭と足のようなもので、警察によると、住人が前日に花壇を見た時には確認されておらず、何者かが埋めた事件の可能性もあるといいます。

その動物は鼻先が長く「キツネ」だとみられています。

わずか2週間ほどの間に、花壇から不自然な形で立て続けに見つかった動物の死骸に、住民からは不安の声が上がっています。

関市民A:
やめてほしいですよね。怖いので。

関市民B:
怪奇ですね。何のためにやったのか、何か目的があってやったのか。

関市では教育委員会が市内の26の小中学校に校内の見回りを指示しました。22日夕方までに異変があったという報告はないということですが、近くの小学校では教師らが児童の登下校を見守りました。

警察は、関市と美濃市の事案について関連を調べ、警戒を強化しています。

(東海テレビ)

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