喫茶店で食べるような味わいのプリンを、家でも楽しめる一品。

札幌市の高等支援学校の生徒が開発したプリンが、1月20日限定で販売された。

しっかりとした食感とやさしい味わいが特徴

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しっかりとした食感とやさしい味わいが特徴のプリンで、カラメルを使用せず、北海道産の牛乳と卵の風味を引き出している。

開発したのは札幌市の高等支援学校に通う3年生だ。

「どの固さにしようかなとか、どういう甘さにしようかなというのをみんなで話し合いながら作ったのが一番の思い出」(生徒)

高校生がチカホで販売

販売会の様子
販売会の様子

1月20日、地下歩行空間でプリンの販売会が行われた。

このプリンを開発したのは、軽度の知的障害のある生徒が通う札幌みなみの杜高等支援学校キッチンコースの3年生たちだ。

札幌グランドホテルの料理長に教わったレシピに2カ月かけてアレンジを加え、誕生したのは喫茶店で食べるような、しっかりとした食感のプリンだ。

「限定100個です」(高校生)

販売会にはお客さんの行列が

販売会では、お客さんの行列ができた。

「高校生が一生懸命考えて、何回も試作して、私が好きな固めのプリンを作ってくれてたのが一番うれしいです」(札幌市民)

準備された100個のプリンは、わずか50分ほどで完売した。

「完売しました。ありがとうございました。とても達成感があります」

「やったね!やりました」

「いろんな人に食べてもらうことができて、とてもうれしいです」(3年生 土谷由羽さん)

このプリンは今後、学校に併設されているカフェでも販売される予定だ。

北海道文化放送
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