大人数で食事をする機会が増える年末年始を控え、12月26日、NITE(ナイト)=製品評価技術基盤機構がカセットコンロによる事故の実験映像を公開しました。

並べて置かれたカセットコンロ2台。この上に大きな鉄板を敷いて焼肉を楽しんでいると…。

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およそ17分後、鉄板の熱で異常にあたためられたカセットボンベが破裂しました。衝撃で、コンロの部品が飛び散ります。

カセットコンロで炭の火おこしをすると、熱でボンベ内の圧力が限界を超え、爆発します。

また、ボンベのセットに失敗してガス漏れをしていると、たちまち炎が上がることになり、非常に危険です。

NITEによりますと、2023年度までの10年間で、カセットコンロによる事故は91件発生しています。特に、カセットボンベが異常に熱くなるような誤った使い方による事故が多くなっています。

IHコンロの上でカセットコンロを使用するのも、万が一IHの電源が入っていた場合、大事故につながりかねません。

ガスボンベは、ヒーターの近くやこたつの中、ストーブの側などは避けて、40度未満の涼しい場所で保管することが大切です。

(東海テレビ)

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