右肘のトミー・ジョン手術を乗り越え、約3年ぶり(1171日)の一軍マウンドとなったロッテ・大嶺祐太(32)。

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初回、西武の先頭・金子侑司(30)から149キロのストレートで空振り三振を奪うと、続く栗山巧(37)の打席では150キロを計測し、復活の兆しを見せる。

しかし、2回までは無失点を続けるものの、制球が乱れ始めた3回には西武の主砲・山川穂高(28)にバックスクリーン右に19号3ランを浴びるなど、5回(93球)9安打7失点で降板。復帰戦で悔しさを味わい、唇をかんだ。

プロ14年目の大嶺は2019年1月のシーズンオフに右肘のトミー・ジョン手術を受け、約1年に及ぶリハビリを乗り越えた。今季は育成選手でスタートし、8月23日に支配下選手に返り咲いた。
「リハビリに携わってくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と大嶺。
感謝の気持ちを忘れずに、次回登板で白星を目指す。

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。