大阪・関西万博の開幕まで4カ月を切る中、会場の今の様子が公開された。 そして「ミライのじぶんに会いに行ける」パビリオンの新たな中身も発表された。
■【動画で見る】「若返ってる。忖度?」と吉村知事 25年後「ミライのじぶん」に会える万博パビリオン発表
■海外パビリオン今月10日に全て着工 道路の舗装され始める

20日、「年末夢洲取材会」と題して報道陣に公開された万博会場。
日本国際博覧会協会 高科淳副事務総長:それぞれのパビリオンもしっかりと工事が進んでいると思っていますので、開幕に間に合うように準備をしていきたい。
およそ1年前は、シンボルの大屋根リングから見渡すと空き地が目立ち、パビリオンの姿はほとんど見えなかった。 12月20日は…。
記者リポート:リングの中にはパビリオンが所狭しと並んでいて、道も舗装され始めています。
資材の高騰や人手不足の影響で建設開始が遅れていた海外パビリオンも、今月10日に全て着工。 来年4月の開幕時には、国内・海外あわせて85のパビリオンが並ぶ予定だ。
■「韓国パビリオン」LGが手がける超巨大なパネル

新たに公開されたのは、液晶パネルが目を引く「韓国パビリオン」。 韓国の大手メーカー「LG」が手がけた超巨大なパネルには、リアルな雨。伝統文化を伝える「デジタルアート」などが映し出される。

またこちら、大きな石が天井を支える建物、実は… 若手建築家がデザインした「トイレ」だ。 およそ400年前、大阪城の再建の際、京都の大野山から切り出したものの、結局使われなかった「残念石」と呼ばれる花崗岩が5つ使われている。
■25年後の自分に出会える「ミライのじぶん」

さらに別の会場では、「大阪ヘルスケアパビリオン」の新たな展示コンテンツの発表会も行われ、50年以上の時を経て進化した「ミライ人間洗濯機」などが公開された。
アンバサダーのアン ミカさんやゲストの伊原六花さん、永尾柚乃さんも登場し、展示コンテンツを体験した。 永尾さん、吉村知事、横山市長が映るこちらは「ミライのじぶん」。 健康データを測定し、それをもとに生成された25年後の自分(アバター)に出会えるというもの。
現在8歳、永尾さんの33歳の姿がこちら…
■「若返ってる?」25年後の吉村知事

そしてこちらが25年後、74歳の吉村知事。
大阪府 吉村洋文知事:若くないですか?若返ってる。髪真っ白やけど、忖度入ってないですか。大丈夫ですか。
来年4月13日の開幕まであと4カ月ほど。 あなたも「ミライのじぶん」に出会ってみるのはどうか。