食品などを激安で販売し、全国で話題となっている店舗『エコイート』が新潟県内で初めて新潟市にオープンした。激安で商品を販売できる仕組みとは…食品ロス削減にも貢献する店の仕組みを取材した。

チョコ39円!話題の“激安店”が県内初出店

新潟市東区にオープンしたのは、『エコイート』の県内第1号店だ。

新潟市東区にオープンした『エコイート』
新潟市東区にオープンした『エコイート』
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店内に入って最初に目についたチョコレートの価格は、なんと税抜き39円!グミは税抜き22円で販売されていた。

これには来店客からは「安い。びっくりした。こんなに安いとは思わなかった」「物価が上がっている中で、こういうのがあると安くて良い」などの声が聞かれた。

安さの秘密は“賞味期限”

店内に並ぶのは破格の安さの食品。物価高騰の中、家計にとっては助かるが、一体なぜこれほどの安価で販売できるのか。

スリーエコの東潤代表は「まだ、おいしく食べられるのに廃棄予定になってしまった食品を大量に仕入れることによって、この安さを実現している。仕入れに関しては、信頼できる事業者からのみ仕入れている」と話す通り、安さの秘密は“賞味期限”。

品質が変わらず、おいしく食べられる期限を示す賞味期限が間近だったり、切れていたりして廃棄されるはずの食品を仕入れて安く販売している。

買い物客「賞味期限はあまり気にしない」

賞味期限が切れている商品が気になるという方にも分かりやすいように、商品の値札は、賞味期限を迎えていない商品は緑で。賞味期限が切れている商品は、値札が赤で囲われていて、見て分かりやすくなっている。

賞味期限を迎えていない商品は緑枠(左)、賞味期限切れの商品は赤枠(右)で表示
賞味期限を迎えていない商品は緑枠(左)、賞味期限切れの商品は赤枠(右)で表示

商品を手に取った客は「賞味期限は、あまり気にしないし、自分が納得できればいいんじゃないかなと」「もったいないし、捨てるだけでもお金がかかるから、こういうふうに活用するのはとてもいいと思う」などの声が聞かれた。

また、店舗では売上金の一部を子ども食堂などに寄付する方針だという。

(NST新潟総合テレビ)

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NST新潟総合テレビ
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