11月27日、自民党・猪口邦子参院議員の自宅マンションで発生した火事で死亡した2人は、東京大学名誉教授の夫・猪口孝さん(80)と長女(33)であることが判明した。新潟県立大学の初代学長だった猪口孝さんが生前に残していたメッセージとは。
猪口議員の自宅全焼…夫・孝さんと長女が死亡
11月27日夜、東京都文京区小石川のマンション6階の猪口議員の自宅が全焼し、2人が死亡した。

警視庁によると、亡くなった2人は、猪口議員の夫で東京大学名誉教授の孝さん(80)と33歳の長女と確認されたという。
また、実況見分の結果、燃え方が激しかった応接室が火元とみられることも分かった。
猪口孝さんが母校の後輩へ送ったメッセージは…
亡くなった猪口孝さんは新潟市出身で、国際政治学の分野で世界的に活躍。

2009年には新潟市東区に開学した県立大学の初代学長に就任し、世界で活躍できる人材の育成に力を注いできた。
その猪口孝さんが母校の新潟高校で1994年に後輩へ送ったメッセージが残されていた。
「自分の得意なものとか、時代の変化とか、そういったものをよく見ながら、人生の作戦を練ってほしい。しかし、一旦いい作戦だなと思ったら、信濃川みたいにしっかりと根気強く長期的に頑張っていくというか、自分の良さを出すためには、少しぐらい時間がかかってもやっていったらいいんじゃないかな」
(NST新潟総合テレビ)