12月4日と6日、山形・山辺町で毎年恒例の「ニット議会」が開かれ、議員たちがお気に入りのニットを着て議会に臨んだ。

12月10日を「いつでもニットの日」に

4日午前10時の議会に合わせ、ニット姿の議員たちが次々と議場に入ってきた。

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全国でも有数のニットの産地・山辺町は、地場産業をPRしようと、12月10日を語呂合わせで「いつでもニットの日」と定め、毎年12月の定例会で「ニット議会」を開いている。

鍋倉竹志議員は「着やすさ・落ち着きがある。メイドイン山辺、最高。山辺の地場産業のニットをアピールできる議会は、いいことだと思う」と話す。

また、毎年その年の新作を買っているという竹俣朋議員は、「デザインが気に入って選んだ。すごく楽、肩の線も良くて袖もゆったりしているので軽くて着やすいから選んだ」と語った。

議員だけでなく、町の幹部ももちろんニットを着て議会に出席。クリスマスをイメージしたニットを着用した安達春彦町長は、「町の産業をもっと全国にPRできるように、ニットを着ながら全国にさまざまな要望活動に行けたらいい。着てもらってニットの良さを知ってもらいたい。もの作りの町としてこれからも山辺町をうたっていきたい」と語った。

(さくらんぼテレビ)

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