東京・柴又の住宅街に小さなラムネ工場がある。
「大越飲料商会」では、ガラスだけでできた瓶を使って、昔ながらのラムネを作り続けている。
オールガラスのラムネ瓶は、約30年前に製造が中止されているため、現存するラムネ瓶の寿命がきたら姿を消してしまう。
現在残っている500本のラムネ瓶は、柴又周辺のお得意さんだけに卸されていて、大事に再利用されている。
大越恒男さんは、「オールガラス瓶は音が違う。カランカランと風鈴の音がする」「オールガラス瓶のラムネじゃないと、嫌だと言うお客さんがいる。待っているお客さんがいる限り維持していきたい」と語る。
※FNNプライムオンラインのYouTubeチャンネル「報道カメラマンの動画」で、2021/09/15に配信されたものです。