11月7日は立冬。
札幌では冬の始まりを告げるように雷が鳴り、荒れた天気となった。
荒れた天気で市民も戸惑い
札幌は雪やあられが降り続き、辺り一面が真っ白に。
この記事の画像(10枚)積雪は午後4時で6センチ。
シーズン初の積雪は平年より6日早く、突然の雪道に、街行く人々も戸惑いを隠せない。
「びっくりしましたね。11月なのに寒くなって。暖かくしないと」(札幌市民)
Q. 雪の対策は?
「いや、まだしていなかったので、これからちゃんとしないと」(札幌市民)
「寒いですね。転勤でこちらに来たので、初めて北海道の冬を味わっています」(札幌市民)
Q. 転勤、どちらから?
「東京です。ちょっと すごいですね、早いですね、雪が」(札幌市民)
「靴は一応防水なので」(札幌市民)
Q. 滑り止めとかは?
「分からないです。買いに行かなきゃと思っています」(札幌市民)
重い雪で雪かきも大変
「札幌南区石山の住宅街です。こちらは5センチほど雪が積もっていますね。水分を多く含んでいて、少し歩きにくいです」(狐野彩人アナウンサー)
住宅街では、さっそく雪かきをする人も。
「重たいです。一日でこんなになっちゃって、すごいですよね。『来たな』って感じですね」(札幌市民)
「朝の通学で小学生が通るから、その時に軽くやって、そのあともずっと降ってたから」(札幌市民)
Q. 水分多いですけど?
「うん、腰痛い。こんなに降ると思わなかったね。道路がまだ暖かいからどんどん解けていくかと思ったんだけど、結構積もっちゃったね」(札幌市民)
午後4時の積雪は、夕張市で7センチ、札幌と留萌市幌糠で6センチとなっている。
さらに、雪かきはこんな場所でも。
札幌・西区にある北海道コンサドーレ札幌のサッカー場では、スタッフらが重たい雪を懸命に除雪していた。
作業は30分続いたという。
雪の合間に虹も
今回は札幌や留萌など、石狩湾周辺が雪の中心となっている。
北からの強い風に乗って、札幌方面に次々と雪雲が流れ込んでいる。
また、今回は寒気が強く、太平洋側の函館市、室蘭市、釧路市でも初雪が観測された。
函館市の初雪は平年より6日遅く、雪の合間に時々晴れ間も出て、虹も現れた。