高知・宿毛市にある築130年を超える邸宅が結婚式場に。宿毛市民の憩いの場で新郎新婦が新たな門出を迎えた。
歴史ある邸宅で“念願の挙式”
晴れやかな姿で写真に納まる2人。10月6日、宿毛市にある邸宅「宿毛まちのえき林邸」で初めて結婚式が開かれた。

1889年に建築された「宿毛まちのえき林邸」は2018年に市民の交流の場として生まれ変わり、土産物の販売やカフェの運営などを行っている。
今回は地元愛を深めてもらおうと結婚式を企画。6組の応募の中から宿毛市在住の川渕良太さん(41)・舞子さん(31)夫妻が選ばれた。

新郎新婦は組子細工職人・濱中伸也さんが手がけた作品の前で指輪を交換した。結婚証明書にも組子細工が施されている。

2人は4年前の10月8日に入籍したがコロナ禍で挙式を断念。念願の式には娘の莉子ちゃんと8月に生まれたばかりの莉久くんの姿もあった。
――お父さんとお母さん見てどうですか?
莉子ちゃん:
かわいい。

新郎・川渕良太さん:
(林邸の)雰囲気すごく好きですよね。
新婦・舞子さん:
和の雰囲気がね。
新郎・良太さん:
歴史あるものと現代の融合みたいなところも好きだったので、ちょうど結婚式にいいかなと。
築130年以上の歴史ある邸宅で新たな門出を迎えた川渕夫妻。会場は幸せムードに包まれていた。
(高知さんさんテレビ)
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