土佐和紙に高知の名所などが描かれた日本画を集めた作画展が、2日、高知市の高知大丸で始まりました。
この日本画新作展は、若手から巨匠と呼ばれる画家まで約30人が土佐和紙に描いた作品約60点が展示されています。
会場には、現代的な作風で花や風景画を描き、多くの支持を集める永井健志さんの作品が。天然の石から作る岩絵の具と金を使って描かれたいの町の「にこ淵」は、滝の上の空に星が輝いています。
丸栄堂美術商 出倉久司さん:
「日本画の良さを、天然の岩絵の具のきれいさだったり(土佐和紙の)紙を使っているということも含めて、高知の方々に広く見ていただけたらと思います」
日本画新作展は7月8日(火)まで行われ、5日(土)には若手の注目画家・玉井伸弥さんのトークショーが行われます。