「追加の検査」で再び病院

2週連続となった病院入りに、臆測が広がっている。

安倍首相は24日、東京・信濃町の慶応大学病院で先週に続き、検査を受けた。

慶応大学病院に向かう安倍首相

健康不安説が広がる中、安倍首相は記者団に対し、「追加的な検査を行いました。体調管理に万全を期して、これからもまた、仕事に頑張りたい」と述べた。

ただ、検査の結果については、「またお話をさせていただきたい」と述べるにとどめた。

連続在職日数は歴代1位に

一方、安倍首相は、2012年の第2次政権発足以来の連続在職日数が24日で2,799日となり、大叔父にあたる佐藤栄作元首相を抜いて、歴代1位となった。

安倍首相:
(この7年8カ月)、国民の皆さまにお約束した政策を実行するため、結果を出すため、1日1日、日々全身全霊を傾けてきた。

さらに、安倍首相は、「これまでの国政選挙で、力強い支持をいただいた国民の皆さまのおかげだ」と語った。

求心力低下による政治空白は避けて

三田友梨佳キャスター:
今夜は哲学者で津田塾大学教授の萱野稔人さんに伺います。
安倍総理の体調が心配されますが、政治への影響はどう見ていますか?

津田塾大学・萱野稔人教授:
安倍総理の自民党総裁の任期が来年9月までなんですね。
つまり安倍総理が総理でいるのは、長くてもあと1年程。そのため、これから安倍総理の求心力はただでさえ弱まりやすいんです。追加検査の情報はそれを加速させてしまう恐れがあります。

三田友梨佳キャスター:
この難局を乗り越えるためには日本が1つになる必要があると思うのですが、そのためには政治が果たす役割は大きいですよね。

津田塾大学・萱野稔人教授:
新型コロナ対策や経済との両立、それから来年に延期されたオリンピック、パラリンピックを実施するための体制作りなど、今の日本には政治課題が山積しています。

こうした状況を考えるなら、求心力低下による政治空白が持もたらされることだけは絶対に避けなくてはなりません。そのための指導力を是非安倍総理には発揮してもらいたいと思います。

三田友梨佳キャスター:
難しい舵取りが求められていますが、疲れもたまっていると思いますので、まずはご自身の健康を大切にしていただいて、その上で的確な判断とリーダーシップを発揮してほしいと思います。

(「Live News α」8月24日放送分)