今秋、既に2回あった3連休。3日間すべて満喫した方は、少なかったのではないだろうか?
傾向を調べると、2つのキーワードが出てきた。
9月の3連休 キーワードは「晴れ三日坊主」「災害級大雨」
「晴れ三日坊主」と「災害級大雨」だ。

2回あった3連休は全国どこも3日間は晴れておらず、災害級の大雨が発生している。
原因は秋雨前線+台風⇒大雨の方程式
その原因は、ずばり日本列島にかかった秋雨前線と台風(13号と14号)だ。

秋雨前線がかかるだけでも天気が不安定になるのに、台風が次々に日本に接近しては前線の活動を刺激したため、災害級大雨となった。
次の3連休は高気圧が主役に
気になる次の3連休は、これまでと様子が変わりそうだ。

予想天気図は、日本付近に、秋雨前線や台風は近づかず、晴天をもたらす高気圧に覆われる見込み。しかもこれまでのような太平洋に中心を持つ夏のような晴れではなく、大陸からやってくる乾いた空気を持つ高気圧なので、爽やかな秋晴れが期待できそうだ。
10月の3連休最新予報…どこにも傘マーク見当たらず
10月8日(火)に気象庁が発表した予報では、次の3連休は、北は北海道、南は沖縄まで全国的に晴れマークが並ぶ。どこにも傘マークが見当たらない。

3連休最終日は、少し雲が多くなる傾向だが、何とか天気はもちそうだ。
これまで、せっかくの休日に水を差されてきた人は、存分にレジャーを楽しんでいただきたい。
私も1日くらい登山行こっかな!
樋口康弘 (フジテレビ気象センター・気象予報士)