10月7日(月)は、太平洋側で広く気温があがった。

7日は全国75地点で真夏日に
7日は全国75地点で真夏日に
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鹿児島・肝付町で32.5℃、千葉・市原市で30.7℃、大阪市で30.4℃を観測し、全国75地点で真夏日(最高30℃以上)となった。

何を着たら良いか迷う一週間になりそうだ
何を着たら良いか迷う一週間になりそうだ

半袖で過ごした方も多かったかと思うが、この先は気温急落、日中暑くても朝晩涼しい…など、気温がめまぐるしく上下する“ジグザグ”な一週間となり、何を着ておでかけしたらいいのか、毎日悩むことになりそうだ。

そこで今回は、フジテレビ気象センターで独自に作った「暑がりさん」と「寒がりさん」それぞれに向けた服装の目安を、ぜひご紹介したい。

秋雨前線の通過で“気温急落”

7日(月)以降の一週間は、どんな天気になるだろうか。

8日(火)にかけては、日本海側にあった秋雨前線が南下することで、広い範囲で雨となり、各地で一気に気温が下がりそうだ。

あす8日の最高気温
あす8日の最高気温

7日(月)に最高29.9℃まで気温があがった東京都心も、8日(火)は最高20℃予想となり、10℃近く気温が急落する見込みとなる。

東北の太平洋側、関東、東海は9日(水)あたりまで雨雲が残るため、涼しい体感が続くエリアが広がりそうだ。

通過後は秋らしい天気となりそうだが…

秋雨前線が通過したあとは、前線の北側にあった“秋の空気”に覆われる。
7日週の後半は、全国的にカラッとした気持ちのいい秋晴れの日が増えそうだ。

全国の週間天気予報
全国の週間天気予報

日中晴れるため、北日本以外では気温があがって夏日(最高25℃以上)となるところも多そうだが、朝晩はこの時期らしく冷える予想。

一日の中での寒暖差が大きくなり、注意が必要だ。

【独自】「暑がりさん」「寒がりさん」服装の目安

乱高下する気温の中で、暑すぎず、その上、うっかり風邪をひかないよう“防寒対策”もできる、ちょうどいい服を選ぶのはかなり大変だ。

参考として、「暑がりさん」と「寒がりさん」の体感の違いに注目して、フジテレビ気象センター独自に表を作ってみた。

作成:フジテレビ気象センター
作成:フジテレビ気象センター

【オススメ服装】
◎25~30℃

暑がりさん:半袖
寒がりさん:半袖

◎20~25℃
暑がりさん:半袖+サマーニット
寒がりさん:長袖シャツ+薄いアウター

◎15~20℃
暑がりさん:長袖シャツ
寒がりさん:セーター+機能性インナー

◎10~15℃
暑がりさん:カーディガン
寒がりさん:コート

◎5~10℃
暑がりさん:セーター
寒がりさん:ジャンパー+ダウン

私は、少しでも薄着をすると、すぐに風邪をひいてしまう「寒がり」なので、今も気象センターで半袖の上にアウターを着ながら、この原稿をまとめている。

この時期は急に気温が下がることもあるので、おでかけの際は、服装に迷ったら羽織れるものを一枚持っていくなど、少し“厚着寄り”の服装で過ごすことをオススメしたい。

(フジテレビ気象センター 川原浩揮)

川原浩揮
川原浩揮

気象予報士/防災士/フジテレビ気象担当部長
アナウンサーとして入社後、制作を希望して異動。報道記者、情報番組ディレクター・プロデューサー、ニューヨーク支局員を経て、現在は気象センターに所属。
フジテレビの気象情報・演出がメディアで一番「見やすく、分かりやすく、興味深い」と言って頂けることを目指しています。
天気を味方につけ生活を豊かにできるコンテンツを創る『そらラボ』を立ち上げ、「食べヨミ」「おてんきメイク」「タイムリミット絶景」などを開発、展開中。