渋谷区の公園に現れたスケスケのトイレ

藤井弘輝アナウンサー:
あちらに何やらキレイな建物がありますけれども…何でしょう? あっ、トイレですね! 

東京・渋谷の公園に完成したのは、中がスケスケの公共トイレ。 

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トイレを設置した日本財団によれば、「中が汚いのでは?」「中に人がいるのでは?」という2つの不安を解消すべく透明にしたとのこと。 

しかし… 
 
藤井弘輝アナウンサー:
外から見えてしまっていますけど、大丈夫なんですかね? 

そこで、中に入って鍵を掛けてみると… 
 
藤井弘輝アナウンサー:
おーーー!消えた! 

実はこのトイレには、「瞬間調光ガラス」という鍵をかけると一瞬でガラスが曇る最先端のシステムが使われているのだ。 

調べていくと、他にも最先端の技術がつまった施設や商品がたくさんあった。今回の「ココ調」は、ワンランク上の生活を実現する驚きの“最先端○○”を調査する。

まるで雲の上のような寝心地のAIマットレス

まずは、東京・銀座にあるビルの地下1階へ。
 
藤井弘輝アナウンサー:
うわースゴい!幻想的な…何ですかここ?

株式会社MTG マーケティング課・与田歩さん:
「AIモーションマットレス」という商品を体験するスペースでございます。その名の通りAIで、マットレスを人それぞれに合わせてカスタマイズする、と考えていただければと思います。

「AIモーションマットレス」とは、マットレスに搭載されたAIが使う人の好みにあった揺れを学習し、最適な睡眠へと導いてくれるという優れもの。 

さっそく体験してみると… 
 
藤井弘輝アナウンサー:
おおぉ!今、背中の中心あたりが…胸が開くような…これはどういった技術なんですか?

株式会社MTG マーケティング課・与田歩さん:
理論的には、よくみなさんが電車の中でついウトウトしてしまうということがあるかと思いますが、そこに着目して、空気の力をマットレスの中に送り込むことによって、つい寝てしまう動きを再現しているというマットレスです。 

動きで眠る、まさに超最先端マットレス。藤井アナウンサーもすっかり夢の中へ…スタッフに声を掛けられるまで安らかな表情を見せていた。

ちなみに値段は、27万円(税別)で分割払いでも購入できる。

次世代“立ち乗りスクーター”はAI搭載で燃費走行も

他にも、最先端の商品が続々と誕生している。
 
後方に内蔵されたカメラによって360度の視界を確保した「クロスヘルメットX1」や…

書いたことをデータ化して保存してくれるデジタルノート「フリーノ」。 

さらに、どこでも迫力大画面、気軽に持ち運べるプライベートシアター「フォトンツリー テン」など。

これらの商品を紹介しているのが、株式会社Makuake(マクアケ)だ。

こちらでは、様々な新製品をクラウドファンディングなどを利用して、いち早く応援購入できるサービスを展開している。 

そこで今、大ヒットしている商品とは?
 
glafit株式会社 CEEO・鳴海禎造さん:
立って移動できるスクーターです。
 
鳴海さんが開発したのが、「クロススクーター LOM」 (税別11万909円)。 

glafit株式会社 CEEO・鳴海禎造さん:
ここにアクセルのスロットルが付いていて、これを押すだけで時速30㎞くらいのスピードがでちゃいます。

着脱可能なバッテリーは、1回の充電で約40km走行可能。さらに、学習機能を備えたシステムが搭載されていて、使う人の体重や乗り方のクセなどを学習して、電池の消費を管理する。 
 
鍵の代わりにスマートフォンのアプリを使用し、自分がいる位置なども正確に表示してくれる。

藤井弘輝アナウンサー:
いやーこれは楽しいですよ、爽快! 

 日本国内では、第一種原動機付自転車に分類されるため、ナンバーを登録して自賠責保険に加入すれば、公道を走ることも可能だ。 

センサー内蔵シューズが走り方の分析・指導

続いての注目グッズは、スマートシューズ「エボライドオルフェ」(税別3万1500円)。 

アシックスジャパン株式会社 マーケティング統括部・山本綾子さん:
シューズのソールの中にセンサーを左右それぞれ入れていただくと、アプリと連携をしてスマホで、自分の足の動きとか「どこを直したらいいよ」っていうアドバイスが受けられるというシステムになっています。

藤井弘輝アナウンサー:
左足を動かすと(アプリの)左の靴が動いてますよ。いや、これは衝撃的! 

実際に走ってみると…
 
エボライドオルフェのセンサー:
ここまでのランはヒール着地が100%、ストライドの平均が136㎝、ピッチの平均は1分あたり137.3歩です。

藤井弘輝アナウンサー:
なんかスゴいもう、いろいろ分析されてる…

アシックスジャパン株式会社の担当者:
走っていただいたデータを基に、その人にあったランニングフォームのアドバイスだとか改善点などをコーチングしてくれる機能になっています。

まさに、シューズがコーチ!自分に合ったよりよい走り方を教えてくれる。

CGのイルカと触れ合える水族館

続いては、7月17日にオープンした「カワスイ 川崎水族館」へ。 主に地元・多摩川やアマゾン川など、各地の生き物を展示する水族館だが… 

カワスイ 管理部 広報・水野菜那さん:
もともと、水族館を建築する想定の造りになっていないため、床の耐荷重の関係で総水量が250トンしか使用することができません。
 
こちらの水族館は、もともとある商業施設の9階と10階をリノベーションして造られたため、沖縄の美ら海水族館の大水槽と比べると、約30分の1の水しか使用できない。 

そこで考案されたのが、最先端の展示方法だ。まず、アマゾンを再現したエリアでは… 
 
藤井弘輝アナウンサー:
このモニターは何ですか?

カワスイ 管理部 広報・水野菜那さん:
水中カメラの映像をリアルタイムで流しておりまして、AIが解析したもので、生き物の名前と飼育員オリジナルの解説を表示しております。

これは世界初導入の最新システム。水槽内にあるカメラに写った生き物を瞬時にAIが解析し、名前や特徴などをモニターに反映させる。 

続いて、日本初のエリアへ。
 
藤井弘輝アナウンサー:
うわースゴい!大迫力ですよ!(近づいて行って)あれ?これ魚じゃないですね…

カワスイ 管理部 広報・水野菜那さん:
こちらがですね、200度のダイナミックな広角スクリーンに、「デジタル動物展示システム」を用いた映像を日本で初めて常設展示しております 

気持ちよさそうに泳いでいる「アマゾンカワイルカ」や「コビトイルカ」なども全部CGだ。

そしてここにも、最先端技術が。
 
藤井弘輝アナウンサー:
来た来た、来ました!おぉ~スゴい! 
 
スクリーンのセンサーが人の動きを感知。人の動きに合わせてイルカたちが回転することもできる、体験型の展示も人気を集めていた。 

また、カワスイ川崎水族館では混雑状況がわかるサービスを導入しているので、出かける際は公式ホームページをチェックしてみてはいかがだろうか。

(「めざましテレビ」『ココ調』8月21日放送分より)

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