新潟県村上市に夢の手助けをする施設が誕生した。雪のない時期でもスノーボードのハーフパイプを練習できる施設で、その竣工式には地元出身で北京五輪金メダリスト・平野歩夢選手が登場!世界の技を披露するとともに、1年半後に迫ったミラノ五輪での連覇を誓った。
危険な大技も…“安全に練習できる”施設完成!
新潟県村上市に誕生したのは、雪のない時期でもハーフパイプのトレーニングを行える施設だ。
竣工式には、北京五輪スノーボード男子ハーフパイプの金メダリスト・平野歩夢選手が弟の海祝選手と登場!

そして、この場で金メダルを手繰り寄せた大技トリプルコーク1440を披露した。こうした大技は、雪の上で失敗すれば大ケガにつながる危険なもの。
「安全に練習したい…」そんな平野選手の思いが施設を建設するきっかけになったと父の英功さんは明かす。

「このプロジェクトは北京五輪後の歩夢との会話で、雪でつくられたハーフパイプをより安全で形が安定していて、エコである夢のような施設をつくれないかという相談があったことから始まった」
新たな練習環境でオリンピック2連覇へ!
安定した練習を1年中行うことができる環境で新たな技の習得を目指す平野選手。

「オリンピックに向けて、さらなる進化だったり、新しい技をオリンピックの時にはみんな繰り出してくると思う。自分も皆がやってくるであろう技や、やらないだろうという技を練習で試しながらやっている」

新たな練習環境を手にした平野選手はミラノ五輪に向けても意気込んだ。
「あと1年半後のイタリアでの五輪で2連覇目指したい」
(NST新潟総合テレビ)
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